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現地事情

公式通貨はパタカで、1パタカ(MOP)は100アボスです。紙幣および硬貨は以下の通りです。
硬貨:10、20、50アボス/ 1、2、5、10 パタカ。
紙幣:10、20、50、100、500、1000 パタカ。

政府の決定により、パタカは香港ドル(HKD)とリンクしています。為替レートは103.20 MOP=100.00HKDです。ただし10%までの幅が認められています。1パタカは約17.68円です(2023年8月現在)。

マカオでは外貨両替が簡単にでき、空港や港、ほとんどのホテルで両替サービスを利用できます。市内には銀行や両替所も多数あり、手軽に両替が可能です。キャッシュレス決済も広く普及しており、利用できる主なクレジットカードには、中国銀聯(UnionPay)、アメリカン・エキスプレス、JCB、Visa、Mastercardなどがあります。ただし、カード発行会社によっては手数料が発生する場合があります。

また、マカオでは、中国本土や香港のWeChat PayやAlipay、韓国のKakaoPay、Toss Pay、NAVER Pay、フィリピンのGCash、マレーシアのTouch'n Go eWalletやMyPB、タイのTrueMoney、シンガポールのOCBCやChangi Pay、モンゴルのHipay、イタリアのTinabaなど、国内外の多様な決済アプリやデジタルウォレットが利用可能です。さらに、UnionPayモバイルQuickPass、Apple Pay、Samsung Pay、Huawei Payといったモバイル決済サービスにも対応しており、マカオでのショッピングや飲食の支払いがより便利になります。

マカオへの12万パタカ以上の現金および譲渡可能な有価証券(トラベラーズ・チェック、小切手、為替、約束手形)の持込みは法律により申告が義務付けられています。申告が必要な場合、マカオ入境時に「税関申告あり」の赤色レーンに進み、記入済みの申告書を税関職員に提出します。またマカオ出境時、税関職員に質問された際は、持出す現金または有価証券の金額を正しく申告してください。申告漏れが発覚した場合、1,000〜50万パタカの罰金が科せられます。なお、他の渡航先に向かうトランジットの短時間在者は申告不要です。

詳細はマカオ税関のウェブサイトをご参照ください。
www.customs.gov.mo/cn/customs6.html

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