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マカオ料理とポルトガル料理

地中海の味覚をマカオで

驚くほどバラエティ豊かで独創的な料理の数々を提供するこの国際都市マカオは、食をこよなく愛する人々を惹きつけてやみません。新鮮で豊富な食材に恵まれたレストランの多いマカオなら、きっとあなた好みの食彩が見つかるはずです。

マカオ料理

比類のないマカオ料理の数々が人々の舌を魅了し続けています。その魅力はヨーロッパや南米、アフリカ、東南アジア各地から集められた食材や香辛料を使ったポルトガル料理と中国料理の融合の妙にあります。

ポルトガル料理

本場のポルトガル料理を手頃な値段で存分に楽しめるのもマカオの魅力です。

まずは親しみやすいマカオ料理とポルトガル料理のお話しから始めましょう。まず、アペタイザー(前菜)、メインディッシュ(メイン料理)、デザートという3品コース料理が主流でその選択をするのですが、実はマカオのレストランでは、前菜とメイン料理が同時に供されることが多いのです。

Information

茹でたイカにスライスした玉ねぎを添え、赤唐辛子とレモン汁を振りかけたサラダです。レモンの酸味と甘いイカの風味が食欲をそそります。

イカサラダ

酢漬けのひよこ豆とツナ(鮪)の和え物が伝統的なポルトガルのサラダで、マカオに昔から伝わるサラダはツナにさまざまな野菜をミックスしたものです。ドレッシングには軽く塩を振ったオリーブオイルを使います。通常は缶入りのツナを使いますが、高級レストランでは新鮮な鮪を使っており、その差は歴然であなたの味蕾を必ずや刺激することでしょう。

ツナサラダ

バカリャウケーキはミンチにしたバカリャウ(干し鱈)とマッシュポテトを合わせて揚げた一種のコロッケです。地元の人やほとんどの旅行者も注文する前菜です。

バカリャウケーキ

どのレストランも店オリジナルのシーフードシュプレームを提供しています。贅沢な魚介類とリッチなクリームのバランスが絶妙で、まさにこの上ない味覚を生んでいます。そのユニークな味わいが旅行者の人気を集めています。

シーフードシュプレーム

キャベツを中心にさまざまな野菜と「ショリース」(チョリソー)というポルトガル・ソーセージを一緒に煮込んで作る最も一般的なスープです。まろやかな口当たりの体にも優しい青野菜スープです。

ポルトガル風青野菜スープ

ポルトガル料理のレストランで味わう最高の前菜がオリーブです。それぞれのレストランが独自のレシピでオリーブの塩漬けを作っていますが、どのレストランでも歯ざわり舌ざわり格別のおいしいオリーブが味わえます。

オリーブ

網焼きしてから提供されるポルトガル風ソーセージで、ポルトガル料理には欠かせない前菜です。

焼きポルトガル・ソーセージ

Information

この料理は濃厚な唐辛子のソースを使って強火で素早く炒めた韓国料理よりむしろ揚げたアサリのスープに近い味です。オリーブオイルで揚げてから白ワインやガーリックソース、レモン汁と一緒に煮たアサリです。アサリならではの味覚とオリーブオイルの風味が奏でる自慢の一品で、ワインの香りがさらにこの料理を引き立てています。

アサリ揚げポルトガル風 アサリ揚げポルトガル風

カニカレーにはベトナム産のノコギリガザミ(マッドクラブ=泥蟹)が丸ごと使われます。マカオ/ポルトガル料理で最も高価な料理のひとつです。インド料理の影響を受けて生まれた料理で、インド固有の香辛料とクリーミーなココナツミルクを合わせて特別な雅趣を引き出しています。大盛りで供されることが多いので、2~3人で注文するといいでしょう。カニの身の風味と白いご飯に添えられたカレーの味をご堪能ください。

カニカレー

ポルトガルの伝統料理のひとつがピリピリソースをまぶした焼鳥です。ピリピリはポルトガル語で唐辛子のこと、さまざまなハーブを加えたソースの味は格別です。調理の仕方はレストランによって異なります。唐辛子よりややスパイシーなカレーソースを用いる店もあれば、揚げたチキンにピリピリソースをかけるレストランもあります。

アフリカンチキンアフリカンチキン

新鮮なトマトピューレやエビ、イガイ、タコなどさまざまな魚介類を加えた炊き込みご飯です。海の幸由来の純粋な旨みとトマトピューレが織りなす絶妙の融合が楽しめます。トマトピューレならではの風味を大切にする店、代わりにクリームを使ってまろやかな味付けにする店など、その味はレストランによっても異なります。

ポルトガル風シーフードライス ポルトガル風シーフードライス

マカオ風カレー料理の定番です。濃厚なカレーソースとスパイシーな味付けで知られる人気料理です。

エビカレーソース

スパイシーなポルトガル・ソーセージや玉ねぎ、ガーリック、ひき肉、卵白を混ぜ合わせてイカ詰めにした料理で、最後にトマトソースをのせて供されます。実にうまい!

イカ詰め

この料理は揚げたバカリャウ(干し鱈)のひき肉、玉子、さまざまな野菜で作られます。塩辛く揚げた魚料理で、かなり腹持ちのいいメイン料理とされています。

揚げタラの玉子・玉ねぎ・千切りポテト添え

バカリャウ(干し鱈)のステーキと云った方がわかりやすいでしょう。しっかり網焼きした干しダラは独特のやわらかさとタラの身の微妙な味が人気の秘密です。茹でたじゃがいもと湯通しした野菜を添えて供されます。

バカリャウのロースト

オリーブオイルとガーリックソースで網焼きしたキングプローン(バナメイエビ)です。にんにくの風味と甘いエビの身のコラボが生んだ傑作料理です。

バナメイエビのガーリックフライ

ポルトガル最高の豚肉料理。パリッとした皮の食感と脂身の少ない豚肉がまったく新しい味覚を創り出しています。

ポルトガル風子豚の丸焼き

フライドポテトや玉ねぎ、チーズを使ったひき肉料理で、混ぜ合わせて卵黄をのせて食します。

マカオ風メンチ

とろ火で煮込んだオックステール(牛の尾)の赤ワイン蒸し。蒸してやわらかくしたオックステール肉ならではの雅趣をお楽しみください。休暇中のエネルギーサプリとしても有効です。旅行中の疲労感やストレス緩和にピッタリの料理なのでお試しください。

オックステールの赤ワイン煮込み

オーブンで焼いたポルトガル・ソーセージとベーコンを添え、ご飯の上にカモ(鴨)肉をのせた料理。驚くほど軽く脂肪分の少ない鴨肉です。これが最高のマカオ料理と一押しする旅行者もいます。

ローストカモ肉ライス

イワシを網焼きにしてレモン汁を絞っただけの料理。レモン汁の代わりにワインソースを使うレストランもあります。

イワシの網焼き

ポルトガルスタイルで供される炭火でバーベキュー風に焼いた仔牛の骨付き肉です。

仔牛のリブの直火焼き

マカオのデザート類はポルトガルから輸入されたものですが、ピュアで比類のないその味わいは変わらずに残されています。ヨーロッパスタイルのイタリア風やフランス風のケーキ類がマカオのデザートの主流となっています。最も有名なデザートをひとつ選ぶならパステル・デ・ナタというポルトガル風エッグタルトかセラドゥーラのどちらかでしょう。多くの旅行者は食を求めて訪れたマカオで、まずカフェに入って有名なデザートを見つけるのを楽しみにしています。

Information

このデザートは200年前にポルトガルの男子修道院で初めて作られたもので、マカオに伝わると途端に人気となりました。苦味のあるカラメルの風味を生かしてエッグカスタードを詰めたこのペストリーは世界中の人々に愛されています。

パステル・デ・ナタ(ポルトガル風エッグタルト

どこか地味で軽い感じのプディング(プリン)は基本中の基本のデザートです。外側にカラメルを広げるとそれがカラメルカスタードの皮となります。ソース次第であなた好みのデザートに姿を変えることもできるのです。

エッグプディング

ポルトガルでもマカオでも最も人気のスナックのひとつで、クッキーのかけらをまぶしたやわらかいホイップクリームをスプーンで食べます。使われるクリームの選び方で触感も風味も変わるので、比較的評価の高いマカオ/ポルトガル料理店で試してみることをおすすめします。

セラドゥーラ

カラメルを敷き卵白を泡立ててオーブンで焼きます。メレンゲの触感とカラメルのほろ苦い甘さが絶妙のハーモニーを奏でます。ポルトガル伝統のデザートの中でも最も有名な焼き菓子のひとつです。

モロトフ

ほかの料理